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自動車に携わる全ての皆様へ。私は20年の間、自動車に関する仕事に深く携わってきました。そんな中感じたことは「賃金が低すぎる」「職人の地位が低すぎる」ということです。本来であれば自動車修理業界はもっと魅力のある仕事であり、若者の車離れも上記のような理由から興味を持たれなくなっている事が大きいと感じます。原因の一端は今までの歴史から読み取れますが、一部を上げるとすれば保険会社にあると考えます。

保険会社と修理工場との関係性について、近年では政治の場でも大きく取り上げられる事が増えました。
保険会社が修理工場を縛り付けているといった声、全国的に工賃が上がらずいわゆる「賃上げ」に歯止めがかかっている事。職人の地位がいつまでも向上しないため、車を修理する仕事に魅力がなくなってしまったこと。
私は修理の現場にいた頃から職人の地位が低いことに疑問を感じていました。システムエンジニアやプログラマーなどは時代に求められておりこれらの業種は賃金が高水準です。自動車修理も必要とされる人材であり、かつ担い手が減っているにも関わらず処遇が改善されないのはなぜでしょうか。

アジャスター(損保所属の鑑定人)になって10余年、私の中でこの問題に対する問題意識は大きくなるばかりです。
自動車ディーラー、町の修理工場、保険会社、自動車メーカー、国交省、政府、諸外国と様々な視点から現在の自動車修理業界を見たときに、上に任せても変わらない。まずは現場から変えなければならないという想いが強くなりました。
組織が大きくなればなるほど変えることは難しいものです。状況を変えることができるのは私のような問題意識を持った仲間や、賛同いただける中小企業の皆さんを置いて他にありません。

ディーラー、板金塗装工場、損保と勤務してきた私の知識と経験は今までの問題点やそれに対する解決策を見出せるまでになりました。ですがそれを実現するには多くの修理工場関係者の賛同が必要です。まず足掛かりは修理費相場を上げること。それには正しい知識と交渉術が必要です。政治が何とかしてくれるのを待っていてもダメです。むしろ政治が動いた時の効果を上げるべく今私たちが動きましょう。

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