みなさんこんにちはkazuです。最近は自分を見つめ直す機会が多く、色々な情報を取り入れて、人の意見を聞いて、成功者の考え方、お金について、様々な視点から勉強をしています。
お金や経済に関する勉強をしてこなかったこと、正答方式での学習方法しか受けてこなかったために自ら考え発信する力が身につかなかったことに関してとても後悔していますし、子供の頃から当たり前のように学べていれば今こんなにも苦労することはなかったのではないかと考えてしまいます。
一つ目のお金や経済についてですが、子供の頃に興味を持って学習したかといえば微妙です。今勉強しているからこそ、あの頃やっておけばと考えているだけかもしれません。
ただ、将来のビジョンてみなさんどうやって確立してきましたか?様々なルートを提示してもらいましたか?周りの大人たち、先生たちは本当に未来を見据えて指導、教育をしてくれましたか?
私は、「勉強していい学校に行きなさい。そうすればいい会社に就職できるから。そして安定した仕事に就きなさい」という時代でした。大多数の同世代はそうだと思います。就職難と騒がれていたために余計にその傾向があったと感じます。一般的に成功と言われるルートをすり込まれてきました。今思えば一般的な庶民になるためのルートしか提示されなかったのだと。庶民で一生を過ごすために何を頑張ってきたんだろうと感じます。
そうはいっても実際のところは学校の勉強はろくにしませんでした。中学校では5教科で250点位が平均だったので進学の幅はとても狭かったと思います。
中学校の担任には高校選びの時に工業系の高校を薦められました。就職に有利だということで専門性のある分野を学べる学校がいいとのことでした。しかも今の仕事と全く関係のない建設関係です。やりたくもない勉強をするために、入れるという理由で行きたくもない高校へ行って3年間を過ごしました。
親にはお金を払ってもらって無駄な時間を過ごしたことを申し訳ないと感じますが、右も左もわからない子供の私に何も提示できなかった親にも責任はあるので謝罪はしません。今のようにインターネットで多種多様な情報、選択肢を取捨選択できるような時代ではなかったので責めもしません。高校だけは出ておきなさいというのが一般的でしたしね。
経済の仕組みや生きたお金の使い方を学んでおけば自分で気がつけたかもしれませんし、就職することが最終目標にはならなかったと感じます。しかしながら前述した一般的なルートの教育では国に飼われる家畜をつくるための教育しかしてくれないんですよね。
最近になってようやく自分の生き方が自分自身納得のいかないものだと、我慢するべきではなく自分で作っていくものなんだと気がつきました。
社会人になって13年そこそこですが、生きていくための労働ではなく、仕事をしなければいけない、周囲と同じでなければならない、学校に行って就職して働かなければ一人前ではない。そういった風潮に流されて、なんとなく生きてきました。明確なビジョンと使命を持ってお金を稼ぐことをしませんでした。
1度目の転職では整備士のままずっと生きていくことは将来的に壁に当たると感じたこと、今のままこの仕事を続けても最終的な年収はこれくらいで退職金はこれくらいということが見えてしまったことがきっかけでした。転職し板金塗装を学び今の仕事に就く前、2度目の転職ではその時より良い収入で安定した生活を得るべく転職を決意しました。そして現在、自分がしていることは自分がやりたいことではなくストレスの塊に突っ込んでいくような環境です。修行のつもりでやってきましたが本当に修行になっているのか。将来のビジョンが明確になってきたからこそ今やっていることに対して疑問を持たずにいられません。
今の仕事においても最終的な年収、これからの生活水準が見えてしまっています。こうなると向上心って著しく低下することがわかりました。新入社員研修の時にランク別の給与金額表を見て「トップまで行けなくとも最終的に年収800万円〜1,000万円もあれば万々歳でしょう」と思っていました。「この会社で生涯働いてもいい」とも思っていました。しかしその水準に達するまでに自分は何歳になっているんだろうと。決まった仕事をして、配分された役割をこなすだけの人間で楽しいのかと。
独立を意識するようになって余計に今の生活に対しての焦りと不安を感じますが、今気がつけたことはとても幸運であったと、まだまだ自分の人生を取り返せる場所にいると前向きに捉えて前進していくのみです。
社長になるにあたりストレス耐性がないと難しいのは間違いないと思います。よって自分に対してストレスを与えて苦痛の中仕事をしてきたことは決して無駄ではなかったと自負しているので今までの社会人生活は将来に向けての力になっていると思います。
これだけは言っておきたいのですが今回の投稿は誰かを責めたいわけでもなく、言い訳をしたいわけでもありません。
親となり子に対してこれからどう道を示していけるか。それを明確にするために自分の生き様を恥ずかしくないものにするために過去から学ぶためのテーマです。
もっと突っ込んだ話もしたいのですが家族とFaceTimeの時間ですのでこの辺で。
二つ目に挙げた正答方式の教育についてはまたの機会に。