独立する。その業種は?

独立するにあたり様々な選択肢があります。飲食やインターネットビジネスなども選択肢にありましたが私が選んだ業種は自動車販売業です。

販売業と言ってもそれだけでは競合他社が多すぎて新規参入は難しいと思います。なので、私は今までに段階を踏んでスキルアップをしてきた事が役に立つと感じています。

私の経歴を簡単にお話しすると、自動車整備の専門学校を卒業後に某ディーラーへ入社しました。そこで整備の知識とスキルを身につけました。しかしながら整備士としての未来は決して明るくはなく、年収も満足のいくものではないし年収を上げたければ営業へといった具合です。このまま続けていても年齢を重ねたら選択肢がなくなってしまうと思い切って転職をしました。次に選んだ仕事は自動車板金、塗装です。もちろん整備もする工場でしたので今までの経験を活かしながら技術を身につけました。この時はいい先輩に巡り会い一から技術を教えていただいてお金をもらいながら勉強をさせてもらいました。

この時点でようやく手に職がついたわけです。近年の自動車整備は部品交換がメインで、故障診断機も進化してきているので整備ができる人が多すぎて溢れているのです。なのでこのままでは将来必要とされなくなるし、まさにその状態の人を職場で見ていたこともあり正直焦っていたこともあり転職に踏み切りました。

自動車板金塗装は職人として技術を身につけ流ことが重要です。同じ事故車を修理するにも決して同じプロセスを辿ることはなく完成度も異なるので、より技術のある職人が求められ、重宝されます。

しかし、技術のある職人は重宝されますが決して社会的地位が高いわけではないし年収はむしろディーラー社員より安いのです。皆独立するために技術を身につけているんです。

ここで板金塗装を極めて独立という考えがよぎりましたが、先進装置、例えば自動ブレーキや衝突回避システムがどんどん出てきて事故が激減してきた上、少しぶつけたくらいで修理しないという人が多くなったのです。

長くなってしまったので今回はこの辺で。

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コメント

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