カテゴリー: 保険事故、損保アジャスター、技術情報

  • 資格試験の時期が迫る〜仕事の流儀〜

    資格試験の時期が迫る〜仕事の流儀〜

    みなさんこんにちはkazuです。

    来年はアジャスターランク2級資格試験の時期になりました。

    ほとんどの方が御存じないと思いますので簡単に説明すると、自動車の構造機能から修理技法、材料、力学、整合性(事故と損傷が整合するかの検証)などなど膨大な出題範囲の学科試験があり、毎年出題車両が変わる乗用車とトラックの見積もり試験があり、全てに合格しないと資格が頂けません。

    見積もりは毎日やっていますが部品名称を覚えたり修理技法や指数(物差しとなる作業時間)の使い方を熟知していないといけないので車種によっても変わってきますから多くの学習時間を必要とします。

    合格率は非常に低く、正直に言うと2級資格試験前には自分は独立すると考えていたので取得に前向きではありませんでした。

    ところがどうやら来年の独立は難しい現実となっていることを実感してしまったため、資格取得に本気になろうと奮起した次第です。

    3級資格試験は一度学科試験を落としてしまいました。言い訳になりますが時間配分を間違えて合格できるものを落としてしまったことは今でも悔やまれます。

    一年に一度の試験ですので、一度落としたら昇格が一年伸びると考えた時のプレッシャーたるや凄まじく、特に家族を持って一年の私にとっては大きな重圧でした。

    そんな重圧に負けた自分にある人の言葉が突き刺さりました。

    それは今年メジャーリーグのシアトルマリナーズに復帰することになったイチロー選手です。

    イチロー選手のストイックさは誰もが知っていますよね。2012年に放送された有名なあの番組で語っていました。

    「プレッシャーはどうしたってかかる。けど逃げられない。だからもうかけようと。それを今年のテーマに僕はしたわけ。それ(重圧)が来たら逃げないと。それ(重圧)から。」と語っていました。【プロフェッショナル〜仕事の流儀〜】コメントより引用。

    まず重圧はどうしてもかかることを受け入れること。そして降りかかる重圧から逃げないこと。

    とても難しいことですし相当な覚悟が必要だと感じます。

    しかし、重圧から逃げている時に絶対かかってくるであろう重圧がのしかかった時より、受け入れた状態で重圧がかかった時の方がいい結果を生むと思いました。

    イチロー選手がこのとき語った核心とは違う解釈ですが私はそう感じました。常に重圧とともにあることは相当な苦痛だと思いますので私にできるかは正直わかりません。

    また、気持ちの切り替えが下手という私の弱点を変える方法も学びました。

    イチロー選手は毎日同じ時間に決まったことをすることで切り替えが自動的にできているそうです。朝は必ずカレーを食べるというのは有名な話ですが、その他にも練習時間や順番まで決まった時間に決まったことをするそうです。

    毎日同じことをすればいいなら自分にもできる。と思いましたが、そうはいっても私は一般人ですしサラリーマンである以上お酒の付き合いもあったり、どうしてもリズムが崩れる時があります。

    本当はそこもストイックにやるべきなんでしょうが、酒の席を重要視する方はまだまだいらっしゃいますから。私も嫌いじゃないですしねw

    独立をしたら時間の計画をしっかり立てて自分で管理し、習慣化していこうと決意しました。

  • ユーチューブで新型車紹介

    みなさんこんにちは、年度末の繁忙や決算の多い時期をいかがお過ごしでしょうか?

    本日は車紹介の番組を最近見なくなったなぁと思ったので記事にします。

    私が車紹介番組と聞いてパッと思いつくのは「新車情報」です。三本和彦さんの辛口コメントが強く印象に残っていますし、私の地元では深夜に放送されていたのですが、たまたまテレビをつけた時にこの番組がやっているとつい最後まで観ていました。

    現在では「クルマでいこう」が地上波で放送されているようですが一度も観たことがありません。放送圏外なのかもしれませんね。今放送されている車紹介番組はBSやCS等で多いようですが私はどちらも見られる環境ではないので「全く見なくなったなぁ」と感じてしまったのです。

    確かに若年層のクルマ離れや、車がステータスであった時代を生きてきた方々の最近の車への敬遠感等あるとは感じますし、実際に「乗りたい車がない」という声もよく聞きます。

    地上波で視聴率が取れないのもわかりますね。

    しかしながら今の時代webでさまざまな動画がある中であのYouTubeの中でさえもこれといった紹介動画がないんです。メーカーに偏りがあったりマニアックすぎたり(私が知らないだけかもしれないのでいいYouTuberの方がいらっしゃったら教えてください)。

    「新車情報」という番組は新車発表を番組にしてしまおうという事で成功したらしいですね。多くの企業が賛同した結果でしょうから個人でそこまでの事が出来ないのが現実なのでしょうが、私としては雑誌の写真で見るより動画で質感や触感をより知りたいので車の情報は番組として観たいんです。

    最近の車に触れる機会は仕事柄多いです。私も乗りたい車がないと思っていた1人でした。しかし実際に新型車を見ると車の機能、性能の進化や発見があります。

    デザインは重要ですが個性ですので好みになってしまいますから置いておいて、まず目に入ってくるものとして塗装が違います。

    特に高機能塗装と言われるトップコートが施されたものは高級車特有の光沢、肉持ち感、見た目のインパクトから触感まで違います(高機能塗装に関してはまたの機会に詳しく)

    次にヘッドランプはHIDからLEDが主流になりつつあります。大型LEDランプはひと昔前は高級車にしか搭載されていなかったものが今や軽自動車にも採用されています。

    そして室内ですが、インストルメントパネル周辺も未来的なデザインになっており操作する楽しみがありますし、軽自動車のシートでも大型で厚みがあり座り心地も昔より格段にいいです。

    その他にもたくさんありますが、いずれにしても車に対して心を揺さぶられるような感覚は雑誌で全て伝わらないと感じます。

    今の車の魅力が伝わるような動画があれば若年層の車離れにも影響があると考えます。

    特にYouTubeは一番観ている世代ですのでなんとか影響力のある動画を作れないものかと思案中です。

    決してお金を稼ぎたいとか(そもそも採算取れないでしょうねw)、有名になりたいとかいう動機ではなく、若年層には純粋に車へのドキドキやワクワクを感じて欲しいですし、車をもっと好きになってほしいと心から願います。

    ではまた。