投稿者: kazu

  • 中途半端に生きた結果。

    連投となりますが今回は生き方についてです。

    今迄私は何事においてもナンバーワンを取ろうという気持ちで何かに取り組んだことはありませんでした。

    狭い世界で1位の成績を収めた事は何度かありましたがそれに満足をしていたのです。

    今改めて考えると本当に愚かだったと赤面します。

    整備の世界でも、板金塗装の世界でも、仕事が出来るようになってしまうと転職していたので(転職は現職にはとても役に立っていますしキャリアビジョンとしては間違いではないですがアジャスターがゴールではない)、自分のしてきた事に自信は持てども広い世界では更に極めた人がたくさんいる事は分かっていても、小さな世界で満足していたのです。

    これって負け犬根性なんですよね。そして成功者にはなれない考え方だと最近ようやく気がつきました。

    実際社会では一番になれなくても生きられます。 適当にやっていてもお給料がもらえます。真面目に取り組んでいることが前提ですが、適当に、ソツなく、柔軟に仕事をしていた方が評価は高くなる場合もあります。いつしかそんな生温い社会人になっていたのです。

    独立するにあたってはナンバーワンにならなければ成功はないと考えます。少なくとも目指さなくてはね。

    1つの目標に向かってひたすら努力する。そしてナンバーワンの会社を作る。

    今迄、本当にやりたい事が何なのか分かっていませんでしたが、これこそが本当にやりたいことなのかもしれません。

  • 最近の私

    どうもご無沙汰しております。

    間が空いてしまいましたが今日から通常通り更新してまいりますので改めてよろしくお願い致します。

    さて、最近は我が子の成長が著しく、言葉の意味を理解してリアクションしてくれたり、私が帰省して単身栃木に戻る時も駅の見送りで、〝行かないで〟と言った表情で手を伸ばし、泣いてくれるようになりました。

    いやぁ、嬉しいですね(*´꒳`*)

    父親として、ようやく我が子にも認められつつあるのかと実感しています。

    我が子の成長が嬉しい反面、単身赴任がとても辛いものに変わります。妻と離れ、我が子の成長も毎日見る事が出来ず、益々帰って独立を急ぎたくなります。

    しかし、現実はそうもいきません。今迄無計画で中途半端にやってきてしまったがために独立を逃し、今大変な思いをしているという失敗、反省を今後の成功に変える原動力として生きていく決意が出来ました。

    何が中途半端だったのか。次回はそのお話をしたいと思います。

     

  • 開業。妻が先?

    前回の投稿で自動車業での独立をしないかも!?みたいな感じで終わりましたが正確に言うと妻が先に起業するかもしれないという可能性が濃厚になったからです。

    その業種はと言うと「美容系」です。

    内容は脱毛サロン。私の田舎には脱毛サロンが少なく、近年、男性もムダ毛に意識が向いてきた背景から、初期投資の少ない美容系を先に始めようという方向性になってきました。

    子育て奮闘中の妻を外に働きに出す事も、子どもと離れさせる事も今は考えられないので、自宅でできる仕事をと考えた時に脱毛サロンに行き着きました。

    自動車業よりも初期投資がずっと少なく始められるので妻がサロンを始めるなら資金面にしてももありがたい選択です。

    脱毛機は購入するにしても軽自動車1台程度で買える点、自宅を丸々サロンに改造しても自動車業を始めるより安価な点が決定打です。

    お金がかからない開業方法もありますが私の計画している最低限の店舗にかかる費用の3分の1以下で開業できるのであればそちらが現実的ですよね。

    突っ込んだ話は後日また改めるとして、次回は雑談をします(笑)

  • 時間の大切さ

    久しぶりの投稿となりました。お盆休みで家族との大切な時間を過ごしておりました。

    家族との時間は本当に大切ですね。

    という事で、最近よく思うのが時間の大切さについてです。

    私は今①サラリーマンで②単身赴任していて③家族との時間を大切にしている。

    大まかにはこの3つにプラス自分の趣味という時間配分です。実際①で最低でも10時間、長くて12時間を失うわけですからそう考えると〝独立すると時間が自由に使えるメリットがある〟と独立の先輩方が仰るのがよくわかります。社会人になりたての頃、つまり前々職は夜2時まで仕事をして朝8時に出社するなんて事もありありましたし、社員駐車場で寝て出社なんて今思えばおかしい事もしてました。残業代は出ましたがある意味ブラックでしたね。

    苦労しているから偉いとか、寝ずに働いているから凄いとか、日本人のおかしな美徳感と言われますし外国では残業するなんて仕事が出来ない証拠って言われるんですよね。

    でも残業と能無しとは必ずしもイコールではなく、苦労を美徳と思う個人も大勢いますし、それをさせる企業もおかしいですよね。出来ない事を出来ないと言わない真面目さ、仕事に取り組む姿勢も日本人ならではでしょうか。

    この日本人独特の美徳感は今の時代決して良くはないですが捨てるべきではないと思いますし、捨ててしまってはこの日本で信頼を得られない気がします。とは言っても無駄に苦労していてはダメですが。

    話を戻して、1日24時間。睡眠はしっかり取りたいので6時間。①のサラリーマンと睡眠を引いて残り8時間。残業あれば残り6時間。縛られる時間が多いのはサラリーマンの宿命ですよね。

    ②の単身赴任は結構時間取られます。1人で過ごすための家事炊事で食事の時間も合わせて2時間。

    ③が大切で妻、子どもとの電話や連絡の取り合いは1〜2時間しています。これは欠かせません。

    残りの時間から風呂や余裕時間を更に引くと残り1〜2時間程度でしょうか。

    その時間でブログを書いて、別で日課にしている日記を書いて、実は株式投資もしているので情報収集をして、生活のための計画を立てたり、独立のための勉強をしたり。他にも色々あります。趣味はほぼ封印していますが•••ジャンプだけは読みたいですしね(笑)

    1日は本当にあっという間ですね。

    しかし子育てをしている妻には僕が少ないと感じているその数時間すら無いんです。

    甥姪の面倒も見ている妻は子どもを3人育てているのと同じ。第一子なのに休まる暇がない妻には頭が上がりません。

    自分がまだまだ足りていないと実感させられますし、時間の使い方をもっと考えなければいけないですね。

    次回は「独立開業、ジャンル変更の可能性」をテーマにします。

    さて、WBS観てyoutube観ながら寝ます(笑)

  • 土曜のゴルフからのハードスケジュール

    土曜のゴルフからのハードスケジュール

    開業には関係ない(なくもないか)先週末は会社のゴルフコンペでした。朝は3:30起きで4:30出発。7:30スタートで1.5ラウンドやって終わったのが16:00過ぎ。

    初めての1.5ラウンドでヘトヘトになって新幹線に飛び乗り地元へ帰り妻と娘と地元のお祭りへ参加し寝たのが夜中の1時。

    久しぶりに疲れ果てました。そして夜、妻と喧嘩しました(笑)

    まぁ仲直りしたので良しとしましょう。

    翌日は義兄の車を整備して午後は自宅前でバーベキューして子ども達が大勢いたのでビニールプールを出して準備をしたのに入ってすぐ大雨(泣)

    片付け終わって寝たのが夜0:00で翌日は5:00起きで会社へ。

    さすがに今日は仕事中に疲労と筋肉痛で手は震えてくるわ脚に力が入らなくなるわで大変な1日でした。

    楽しくもあり大変でもあった週末でしたが家族の絆が深まったいい週末になりました。

    独立したらゴルフは重要なスキルとなるので続けていきたいですね。

  • 浅く広く?深く狭く?

    人間関係に悩むことってありますよね。

    浅く広くとか、深く狭くとかって言いますが全ては自分のあり方次第なんだなって最近感じています。

    社長になるには人や取引先と深いお付き合いをしなければならないのは重々承知しています。

    それには膨大な時間と労力を必要とするイメージでしたし、しんどい事だって思いました。

    何か相手の為になる事をしなければならないとか、相手に気に入られなければいけないとか。それが関係を作る為にすべき事と思っていました。

    これってはっきり言って〝あざとい〟ですし〝おこがましい〟ですよね。

    本当の信頼関係を作るには自分の考え方を改めなければいけないと感じました。

    相手にどう思われるかは重要ですが、「相手にこう思われたい」という意識を捨てなければ相手に〝あざとい〟と見抜かれてしまいますよね。

    妻にも「薄っぺらいメッキはすぐに剥がれるんだよ」と言われました。

    その通りですね。

    まずはしっかり自分を持つこと。

    相手を見て自分を変えているようでは信頼されないですよね。

    相手に対して愛を持って接する事。

    世間の有名な起業家や著名人の感動エピソードがよくテレビで流れていて、「凄い」とか「感動した」というようなお話を特集される事がありますよね。それって全部が〝与える愛〟によるものなんだと思います。

    自分をさらけ出して相手に接する事。

    自分の利益になる事ばかりを追っていてはいけませんよね。相手を思いやって、どう思われても自分をぶつけていく事が大切だと思います。

    自分が変われば結果は後から付いてくると思ったらやる事が減って一気に楽になりました。まぁ自分が変わるのが一番大変なんですが(笑)

     

    具体的なエピソードも入れたかったのですが、大分抽象的な話になってしまいました。

    またの機会に掘り下げられたらと思います。

  • 社長の器について考える

    昨日ブログをお休みしたのは妻と喧嘩をしてしまったからです。

    原因は私の何気ない一言何ですが、具体的には専業主婦をしている妻に対し「専業主婦は〇〇さん(妻)には合わないんだ」と言ってしまった事が妻の怒りを爆発させてしまったようです。

    妻は東京で過ごした期間が長く地元でも経営経験があり年齢も2つ上ですので独立開業の先輩といったところです。

    自分としては一線で働いてきた妻には仕事の方が向いていると思いそれは妻も同じ考えです。そんな思いもあって「主婦は性に合わない」

    というような発言をしました。

    ところが相手が受け取ったのは、「自分を犠牲にしてまで主婦を頑張っている人に対していう事じゃない」との事。

    まさにその通りです。本来仕事をしていた方がいいのに頑張って主婦業をしているのだから「性に合わない」などと言われれば腹も立ちますね。

    正直、イライラしている妻に対し話を聞いてあげるくらいのスタンスで疑問を投げかけたつもりでした。妻を否定するつもりで言ったのでは無いのですが相手の受け取り方で全てが決まってしまうと感じました。

    喧嘩から学んだのが「相手の受け取り方」で全てが決まるという事。

    今まではそういうつもりで発言してないという主張がまかり通ってきました。しかし、それが全く通用しない人間が世の中には沢山いる事を学びました。

    もし自分のお客様になってくれた人がそうなら私は現時点で独立していたら大問題を起こしていたと思います。

    更に言われたのが、「〜と思う」や「〜したい」を使うなと言われました。例えば謝罪の時に「自分がいけないのは〇〇だと思う、だからこうしたい」と言った使い方をしていたのですが、「自分がいけないのは〇〇だ。だからこうする」と言いなさいと言われました。本来に謝罪している人間は使わない言葉だと。

    「〜と思う」や「〜したい」を使う経営者は殆どが大した事ない奴だと。

    確かに「自分がいけないのは〇〇だ。だからこうする」と言い切った方が良い感じがしますよね。

    あらゆる面で先輩の妻はまだまだ至らない私を教育してくれています。恥ずかしい事と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、自分の成長のためでもありますし、妻には本当に感謝しています。

    ちょっと怖いですがね(笑)

  • 板金塗装で独立断念の末

    板金塗装で独立断念の末

    昨日、板金塗装のみでの独立は現状厳しい事を書きましたが今回は今の私の職種についてです。

    はじめに言ってしまうと「アジャスター」という職種ですが、自動車業界にいない方からすると聞きなれない単語かと思います。

    当時、自分の力の無さを痛感し独立を諦めて収入を上げるために損害保険会社に入社し「アジャスター」になりました。保険会社は上場企業ですし、自動車業界においてアジャスターの給与は高水準です。

    どんな仕事かというと、自動車が事故を起こした時にその自動車の損害額を算出して修理工場の請求額の妥当性を検証し、お客様に代わって修理費の協定を行います。業務の中でも一番重要な事は「整合性」で、事故を起こした人の主張と損傷が一致しているかどうかを様々な視点から見て判断する事です。更には当事者との示談に関わる事もあります。

    基本的に事故は揉め事です。怒っている人、お金を稼ぎたい工場との交渉が付いて回り、非常にストレスフルな仕事な上に自動車はもちろんの事その他に素材の特徴や性質、運動法則などの力学的、物理的要素。法律や交渉力など多様な知識と能力が求められる仕事なので日々の勉強が欠かせません。

    特に損保協会が行うアジャスター登録試験は難関な資格試験であり、整備士資格は国家資格ですがはるかにアジャスター試験の方が難易度が高いです。

    資格を持っていないと損害調査業務はできませんし給与も上がりませんので必死で勉強します。土日と祝日が休みなのですが資格試験を控えていると休日も勉強をしなければいけません。勉強に時間を割いたせいで家族には寂しい思いをさせましたが、よく耐えて私をフォローしてくれました。本当に感謝しています。

    というわけで今でもサラリーマンをしているわけですが、自分の中で独立の夢は消えず、むしろ大きくなっています。

    やりたい事は以前にもお話しした「自動車の販売」をメインに様々なサービスを提供出来る会社にしたいのですが、はじめからやりたい事で初めて良いのかな?と思ったりもします。

    なので現在は儲かる事を見つけるアンテナを張って生きている状態です。

    最終目標は変わりませんけどね。

  • 近年の板金塗装業界

    近年の板金塗装業界

    さて、現状では板金塗装業だけで生計を立てようとすると非常に難しいです。理由としては先日お話しした、先進装置によりぶつかりにくい車が増えたことや、修理をしないまま使用することに抵抗がない人が増えたこともありますがその他にも何点かあります。

    一つは下請けとしてディーラーなどから仕事を引き受ける際には、お金をお客様から直接頂く訳ではないので定価より安く仕事を受けなければなりません。業界用語では「〇〇%レス」や、「レス率〇〇」といったように表現しますが〇〇に入るのは数字で、例えば「30%レス」や、「レス率30」ならば、10,000円の仕事をして7,000円しか手元に入らないのです。『元請けに持って行かれる=レスされる』という感覚でしょう。

    これって元請けと下請けの関係上、当然の仕組みではあるんですが、自社で一定の仕事量確保できなければ上記のように下請けをして仕事を確保しなければならないですし、そもそも事故なんてそう頻繁に身近で起こらないですからね。

    さらに板金塗装においては部品が発生しますよね?取替えが必要な外板部品はボンネットで言えば軽自動車で2〜4万円程度。小型車、普通車で4〜8万円程度。アルミ製の高いものだと10万円を超えるものもあります(カーボンなど特殊なものは桁が違います)。そのうちの何割かは仕入れ差額で利益になるのですが、この部品の儲けは時間を取られずに得ることができるので欠かせません。

    しかし元請けが部品を手配するので下請けに利益は発生しません(下請けで部品手配している場合でも全額は利益にならない場合が多いです)。すると作業料金、いわゆる工賃が下請けにとって唯一の利益になるのですが、部品で利益が得られないことに輪をかけて、先ほどお話ししたレス率がとんでもない要求となってきているのです。

    20%レスが普通で厳しくて30%レス。30%でも厳しいと思いますが今では40%〜50%なんて言い出すところもあります。

    職人の技術はそんなに安いものではないと思うし近年の職人不足にも繋がっていると思います。

    が、その反面職人の高齢化と自動車の素材の進化に伴って今までの修理技法のみで車を修理することができなくなってきました。今までの技術や機械で修理をしたのでは表面上綺麗になったようでも鋼板(いわゆるボディ)の組織が壊れてしまったり、超高張力鋼板が使用される部分が多くなり部材が固くて粘り強くなったために新たな機械を導入しないといけなくなりました。

    こんな環境で必要なのは仕事を請けるだけの人員、施設と設備投資の資金。今の私にそんなものはございません(笑)

    他にも様々な事情はありますが上記の理由だけでも厳しいのがわかりますよね。修理業界を取り巻く環境は非常に厳しくなっているんです。

  • 独立する。その業種は?

    独立するにあたり様々な選択肢があります。飲食やインターネットビジネスなども選択肢にありましたが私が選んだ業種は自動車販売業です。

    販売業と言ってもそれだけでは競合他社が多すぎて新規参入は難しいと思います。なので、私は今までに段階を踏んでスキルアップをしてきた事が役に立つと感じています。

    私の経歴を簡単にお話しすると、自動車整備の専門学校を卒業後に某ディーラーへ入社しました。そこで整備の知識とスキルを身につけました。しかしながら整備士としての未来は決して明るくはなく、年収も満足のいくものではないし年収を上げたければ営業へといった具合です。このまま続けていても年齢を重ねたら選択肢がなくなってしまうと思い切って転職をしました。次に選んだ仕事は自動車板金、塗装です。もちろん整備もする工場でしたので今までの経験を活かしながら技術を身につけました。この時はいい先輩に巡り会い一から技術を教えていただいてお金をもらいながら勉強をさせてもらいました。

    この時点でようやく手に職がついたわけです。近年の自動車整備は部品交換がメインで、故障診断機も進化してきているので整備ができる人が多すぎて溢れているのです。なのでこのままでは将来必要とされなくなるし、まさにその状態の人を職場で見ていたこともあり正直焦っていたこともあり転職に踏み切りました。

    自動車板金塗装は職人として技術を身につけ流ことが重要です。同じ事故車を修理するにも決して同じプロセスを辿ることはなく完成度も異なるので、より技術のある職人が求められ、重宝されます。

    しかし、技術のある職人は重宝されますが決して社会的地位が高いわけではないし年収はむしろディーラー社員より安いのです。皆独立するために技術を身につけているんです。

    ここで板金塗装を極めて独立という考えがよぎりましたが、先進装置、例えば自動ブレーキや衝突回避システムがどんどん出てきて事故が激減してきた上、少しぶつけたくらいで修理しないという人が多くなったのです。

    長くなってしまったので今回はこの辺で。